Voice from the dust bowl

Voice from the dust bowl

最近読んだ本

今年もあと1ヶ月・・・去年の忘年会がついこの間のような感じなのにもうすぐ今年の忘年会。

1年間実のあることが何もできなかった気がする。

今年読んだ本を忘れないうちに挙げます。

ある出来事のため自殺しようと引きこもった優秀な元捜査官ミアを 元上司ムンクが訪れる。「アイムトラベリングアローン」と書かれた札を首から下げ人形の服を着せられた6歳前後の女の子が連続して殺される事件の解決のためどうしてもミアの力が必要になったためだ。細身の体でコーヒーにこだわりのあるミアやパソコンおたくで情報システム担当の若いガブリエル、離婚した妻に未練たらたらな上司ムンクなど魅力的な登場人物はいますが誰にもそれほど感情移入できず、この進み方で大丈夫なのだろうか!?と心配しましたが最後はまとまりました。

ストーリーや人物を楽しむというより、「ヒトラ島」とかオスローのミアの部屋がある通りとか行きつけのカフェなどをグーグルマップで検索しなんとなくノルウェーにいるような気分を味わうのが楽しかったです。

 

 

オスロー警察捜査課特別班のシリーズ第2作目

鳥の羽が周囲に散らされ口に花を差し込まれ、やせ細った少女の遺体が発見される。今回もミアを中心とした捜査班の面々が事件の解決にそれぞれ力を尽くす。

ミアの部屋が必要最小限度の物しかなくて居心地よいインテリアなどとは無縁な感じが描かれていて前作より惹きつけられました。前にも書いたけどミレニアムの主人公リスベットもそんな部屋の住人でそういう部屋の持ち主に魅力を感じます。身一つでどこでも生きていけそうな・・・。