Voice from the dust bowl

Voice from the dust bowl

1:00就寝、8:00起床

合気道の昇級審査を今月受けるつもりでしたが
仕事が休めず断念しました。

残念というより、技がまだまだなので丁度良かった。


先日稽古に行ったら更衣室で仲間の女性がせっかく来たのに

今日はやる気が出ないから帰ろうかなと迷って座り込んでいました。

結局彼女は稽古に参加したのですが、

私にもいろんな場面でこういうやる気のでない時がよくあります。


そういう時はとりあえず始めます。

途中で嫌になったらやめればいいやという
かなりいい加減な気持ちで始めます。

始めてしまえば結構何とかなります。


でも体調が悪かったり食べていないと、
気分が落ち込んで始めることさえ出来なくなるので

なるべく風邪をひかないように、栄養をとるようにと警戒しています。

気分が落ち込みやすいのでその辺は要注意です。


元気の出ないときにはこの本がかなり効きます。

スティーグ・ラーソン 「ミレニアム」シリーズ

ミレニアム2 下 火と戯れる女/スティーグ・ラーソン
¥1,700
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理不尽な攻撃に屈せず倒れても何度でも立ち上がる主人公リスベットに非常に勇気づけられます。
また、皮肉なユーモアにあふれた文章も大好きです。

特にシリーズ2の下巻で頭のかたい警官が「悪魔崇拝グループ」とされるあるロックグループのメンバーの少女を尋問するシーンは何度読み返しても滅茶苦茶可笑しいです。


「この二人の出会いはポルトガル人と西インド諸島の先住民との初めての対面に匹敵するようなカルチャーショックをもたらした」


偏見と悪意に満ちた社会の状況を描いても重くならないのはこうしたユーモアあふれる描写が散りばめられているからでしょう。

同じ本を読み返すことはあまりないのですが、この本は例外です。

まだ若い作者の死によって6冊で終わってしまったのが本当に残念です。