Voice from the dust bowl

Voice from the dust bowl

最近読んだ本

0:30~6:30

周囲が次々インフルA型を発症する中、マスクとうがいで何とか防衛中
今年は予防接種も全く役に立たないようで、注射した人もしない人も大変な目にあっている模様。

それよりも12月頃からずっと悩まされた咳!
咳だけなんだけど治ったと思うとまたぶり返すというしつこいやつで、やっと最近収まりつつあります。

そしてさらに11月末からの首周りの痛み!
夜中に首の痛みで目が覚める始末・・・・
でも次の日ヤケになって首が痛いまま、ジムでステップやら筋トレやらに立て続けに参加し、肩甲骨付近を一日中動かし続けたら夕方にはいつのまにか痛みがなくなっていました。
しかしその後も断続的に痛み続けておりたまのマッサージでごまかしています。
たぶん頭の痛い問題のせいだな・・

首の痛みは機能的なものかもしれないけれど咳に関しては自己免疫力が下がってるのかもしれない。
緑茶に含まれる
テアニンというアミノ酸が免疫力UPに効果ありという記事を読み、取り合えず急須で入れたお茶にさらに粉末緑茶をいれて飲むことにしました。

そんな訳で身体的にも精神的にもキツかったこの数週間、読んでて面白かった本


深い疵 (創元推理文庫)/東京創元社
¥1,260
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ホロコーストを生き延びアメリカで成功を収めた高齢のユダヤ人が帰国したドイツでまるで処刑されたように惨殺される。この事件を幕開けに次々被害者とつながりのある人間が殺されていく。
登場人物がたくさんいてまだ人間関係も把握してないうちにどんどん殺されていく上、私自身がテレビを見ながらとか寝る前の数分に眠い頭で読んだりしていたので、途中で何が何だかわからなくなりかけましたが、
驚きの結末に至る筋立ては鮮やかで読んだ甲斐あり。
作者はネレ・ノイハウスというドイツ人女性。原作はドイツで200万部を超えるベストセラー

ダウン・バイ・ロー (講談社文庫)/講談社
¥760
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同じ作者、深町秋生の組織犯罪~八神瑛子シリーズが面白くなかったので全く期待していなかったのですが、これは面白かった!
山形の地方都市を舞台に幼馴染の少女が響子の目の前で電車に飛び込むという事件が発生する。彼女を軽い気持ちでかつあげしていた響子は事件の渦にまきこまれいてく。10代の少女の抱えた閉塞感と田舎町の閉塞感が咬み合って決して明るい話ではないのですが、なんとかもがきながらも前進しようとする響子に共感出来ます。