Voice from the dust bowl

Voice from the dust bowl

ハードオフ

0:30就寝、6:00起床

普段から身の回りの物を少なくしようとしている。
インテリアに凝っていて自分の気に入ったものしか置かない、
とかいうのでは決してなく、
なにしろ物が多い状態が苦手なだけだ。

新しい物が増えると反動でさらにいらないものはないか、と探してしまう。

砂時計を買ったので、家を見回し、
今回は使っていないバッグを数点処分することにした。
自分で買ったものではなく、
買い物好きな親から使わなくなったのをもらったものだ。
ブランド物でも何でもなく、
デパートの催事場で売ってるようなバッグだが
衣類数点と共に、HARD OFFに持っていったら,
2千円ほどで買い取ってくれた。

買取査定を待っている間に店内を見てまわると、
家電や家具、スポーツ用品、日用品など商品は多岐にわたっている。
かなりくだびれた衣類やバッグも展示してあり、
手ごろな値段のせいか、
一人で何点も手にした客がレジに列を作っている。
結構売れているようだった。
飽きたらまた買い取ってもらえそうだし。

倉庫のような建物で広々していて天井も高く、
人であふれているわけではないのに
私にはなぜか熱気のようなものが感じられ、
軽い疲労感を覚えた。
早くそこから出たくなった。
元の持ち主の念か??