6月に読んだ本
1:00就寝、7:50起床
夜中に何か微妙に騒がしいなと思っていたら、
世の中はサッカーで盛り上がっていた。
気づいていませんでした。
サッカーはともかく、
事故渋滞で合気道の稽古に間に合わなかったのが悔しい。
週1回の稽古すら出られないとは・・・もう!!
最近読んだ本を。
スウェーデンの小さな村で殺人事件が起こり、
イースター署のクルト・ヴァランダー刑事を中心にを必死の捜査が始まる。
離婚した妻に未練たらたらで、さらに美人検事にもついフラフラと言い寄る。
自分の体型を気にし欠点だらけの非常に人間臭い中年刑事のヴァランダーがいろんな失態をさらしながら粘り強く捜査を進めていく。
人物の造形がしっかりしていて読み応えがあります。
目くらましの道 下 (創元推理文庫)/ヘニング・マンケル
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CWAゴールドダガー賞受賞
夏休みを楽しみにしていたヴァランダー刑事の目の前で少女が焼身自殺をするというショッキングな幕開けから次々と悲惨な事件が起こる。
今回も私生活の問題をいろいろ抱えながら事件の解決に全力を尽くすヴァランダー刑事はスウェーデン社会の暗部を否応なく目にしていく。
犯人うんぬんというより社会のある状況を描いた作品として面白かった。
この他クルト・ヴァランダーシリーズとして南アフリカの陰謀とスウェーデンのつながりを描いた「白い雌ライオン」、第二次世界大戦の暗い過去であるナチスの傷を描いた「タンゴ・ステップ」など長編ながらどんどん読めました。
タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)/ヘニング マンケル
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