Voice from the dust bowl

Voice from the dust bowl

グデア像

2:00就寝、8:00起床

古代メソポタミア都市国家ラガシュの
グデア王

まだ30%、あと70%やるべき事がある、とのことですが力尽きて終りにしました。
描き始めや途中難しい箇所では先生の助けが強力に入っています。先生の鉛筆の線が重ねられ立体になっていく様はまるで錬金術です。
Voice from the dust bowl


丁度4年くらい前に描いた↓の作品と比較すると、
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アマゾン像
出来がぜんぜん違うのがよくわかります。

アマゾンを描いたときはもうこれで精一杯、と思いましたが

グデア像と比較するとこのデッサンが突込みどころ満載なのがよくわかります。


絵画教室の後片付けをしながら仲間と絵についておしゃべりしました。


一人は、長年別の教室に通っていたが皆お茶やおしゃべりに夢中で進歩がない、先生がすぐ手助けするので同じような絵しか出来ないそれに我慢ができなくなってそこを飛び出し家でも描いているとのこと。


もう一人は以前も絵を習っていたが全然真剣じゃなくて先生のアドバイスをほとんど無視し、結局やめてしまった。その後やはり真面目にやろうと思いその先生を尋ねたらもう亡くなっていた。それでショックを受け今回こそは絶対真剣にやろうと決めた、

など絵を習いたいという意思の背後にある熱意がひしひしと伝わってきたので、
私も普段は言わないでいた心の内をちょっと言ってみることにしました。

私は絵に全く興味がなかったけれども4,5年前に思い立って初めて鉛筆を持ったということ、

絵画教室の他の人が描いている色彩豊かな美しい作品などセンスが欠如していて到底描けないので
今世ではとにかくどんなに下手くそでもデッサンをやめずに続け来世があるならその時色を使えたらいいなと思ってるんですと言ってみた。
来世があるかなんて全くわからないがそれぐらいの気持ちでいないと周囲が素晴らしい作品を描いている中、全く描けない自分はプレッシャーに押しつぶされそうになってしまいます。


私なりに一応真剣な気持ちを表現してみたのですが

一人が真顔で
「じゃあ来世でうさぎに生まれたらどうする?」
突込みどころはそこですか!?とあまりに予期せぬ質問に「えっ!?」と答えに詰まっていたら
追い打ちをかけるように別の一人が
「じゃあ虫だったら?テレビで芸能人が前世はバッタといわれてたよ」
と、よもや人間に生まれるかどうかを問題にされるとはふいをつかれました。

 
「来世でそんなことにならないよう、悪いことしないようにします」

としか答えられませんでした・・・


この時の会話を思い出すとその咬み合わなさに、笑いがとまりません・・・


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